商品概要Outline
バーコード、二次元コード、RFID等によらず、画像自動認識により商品を識別することができるシステムです。荷姿だけでしか識別できない商品や転倒の可能性が高いためバーコードだけでの識別では認識できない商品が混在する場合には有効な手段となります。
システム構成・サービス構成Configuration
パソコンにデジタルカメラ及び読取りトリガー用のセンサを接続します。搬送物が撮影位置を通過するとカメラは自動撮影を行います。パソコンはカメラから送られた画像情報を解析し登録されている商品にもっとも類似している商品名を判別します。
他方式との比較Compare
他のID識別装置との比較
- バーコード
-
長所 短所 廉価
簡便転倒等で読取が不能
読取装置が高価
- RFID
-
長所 短所 確実な読取が可能 コスト高になる
- 画像認識(パターンマッチング)
-
長所 短所 ティーチが不要 処理時間が掛かる
読取確度が低い
- 画像認識(ティーチ)
-
長所 短所 読取確度が高い
ティーチが必要多品種対応に難点がある
読取対象追加時作業が膨大
- 認上手
-
長所 短所 転倒物も読取可能
初期投資、ランニング費用共に廉価
読取対象追加が容易-
方式 | 長所 | 短所 |
---|---|---|
バーコード | 廉価 簡便 |
転倒等で読取が不能 読取装置が高価 |
RFID | 確実な読取が可能 | コスト高になる |
画像認識 (パターンマッチング) |
ティーチが不要 | 処理時間が掛かる 読取確度が低い |
画像認識 (ティーチ) |
読取確度が高い ティーチが必要 |
多品種対応に難点がある 読取対象追加時作業が膨大 |
認上手 | 転倒物も読取可能 初期投資、ランニング費用共に廉価 読取対象追加が容易 |
- |
次のような業務でのご利用を推奨します。
- 搬送物の形状より識別を行わなければならない商品を取り扱う
- 搬送物の形状により転倒が避けられず、バーコード位置が特定できない商品を取り扱う
仕様・特長Specification & Feature
構成装置 | スペック | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
処理装置 |
|
||||||||
カメラ | 10万画素以上 | ||||||||
センサ | 特に規定なし | ||||||||
最大識別対象物数 | 500種 |
- 処理装置
-
OS :WindowsXP 以上 CPU :インテル(R) Core(TM) 2 Duo E7500(2.93GHz)相当以上 メモリ :2GB以上 HD :対象物の数に依存
- カメラ
-
10万画素以上
- センサ
-
特に規定なし
- 最大識別対象物数
-
500種